倉庫(掌編・短編小説)

[1分で読める] もぐら叩き [掌編小説]

 ←第4話 サークル・オブ・マジック →第5話 サークル・オブ・マジック2戦目
 ぴょこぴょこ飛び出るもぐらちゃん。
 そのたび叩くは佐藤さん。

 上から下からぴょこぴょこぴょこぴょこ。
 上から下からポカポカポカポカ。

 それでも飛び出るもぐらたち。
 佐藤は隠せぬその苛立ち。

 ぴょこポカぴょこポカ。
 ぴょこポカぴょこポカ。

 佐藤の動きはますます速く。
 もぐらの出現ますます激しく。

 とうとう佐藤は怒り出し。
 もぐらはそれに恐れなし。

 ついにもぐらは縮こまる。
 佐藤はニヤリ腕上げる。

 俺のクラスは完璧だ。
 みんな同じの平等だ。

 あなたは見たかこの試験。
 見事に全員50点。

 出る杭打ち打ち平らになった。
 生徒全員横に並んだ。

 これこそ俺の望んだクラス。
 誰もはみ出ず静かに暮らす。

 そんな俺見て校長ピシャリ。
 君は出来過ぎ飛び出すぎ。

 俺を叩いた校長先生。
 俺ももぐらになる宣誓。

 かくして平等成り立たず。
 出る杭止まらず落ち込む図。

 みんな理想はどこいった。
 この国目指すはどこ行きだ。

 平等目指して叩かれた。
 そんな俺からこのレター。


----

[ 追記 ]

「小説家になろう」内のこの作品のページはコチラです。
関連記事
スポンサーサイト
  • 【第4話 サークル・オブ・マジック】へ
  • 【第5話 サークル・オブ・マジック2戦目】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【第4話 サークル・オブ・マジック】へ
  • 【第5話 サークル・オブ・マジック2戦目】へ