倉庫(掌編・短編小説)

[1分で読める] 直感探偵 [掌編小説]

 ←第8話 黒装束 →金木犀が香る季節になりました
「犯人はあなたです」
「どうしてあたしなの? 証拠を見せなさいよ!」
「証拠はあなたのバッグの中にあります。開いて見せてください」
「……あいつが悪かったのよ」

 今日も事件を解決した。
 しかし、私自身、なぜ彼女が犯人なのか、バッグの中に何があったのかわからないままである。

 全ては直感頼り。解決シーンで言うべきセリフが降りてくるのだ。
 これも私の才能だろう。
 この私に解けない謎などないのだ。
 ふははははは。

 …………
 ……

「今回はわかりやすかったな。一発でクリア出来たし。さあ、次のチャプターに進もうか。それにしても、この探偵クールで超かっこいいよなぁ」
関連記事
スポンサーサイト


  • 【第8話 黒装束】へ
  • 【金木犀が香る季節になりました】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【第8話 黒装束】へ
  • 【金木犀が香る季節になりました】へ