エッセイ(雑記)

word で段落ごとに空行を挿入する ~ネット小説は空行があったほうが読みやすいらしい~

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 簡単な小ネタ。

 ネット上で小説を読むとき、適度に空行があったほうが読みやすい、ということはよく言われています。

 空行なしでギチギチにつまっていると、それだけでブラウザバックされてしまうことがあるそうです。

 以下二つの例をご覧ください。

 ☆ギチギチの例
 むせかえるような緑、肌にまとわりつく湿気の中を、浪坂は走っていた。光は枝葉に遮られ、あたりは暗い。おまけに霧らしきものまで出てきている。視界は最悪。突然目の前に広葉樹が現れ、行く手を阻む。ゴツゴツした幹に手をついて回避するとともに、浪坂は再び走り出す。
 方角だけはわかっている。目印があるとも聞いている。このまま行けば目的地にはたどり着けるはずだ。
 いくつかの樹を身をよじって避けながら、浪坂は考える。
 一体誰だ? こんな樹海の奥に古書店なんか作りやがったやつは――。
 プロの泥棒として腕を鳴らしている浪坂は、これまで数々の難所に潜入してきた過去がある。こんなところに何もあるはずがない、と思えるような辺鄙な場所にお宝が隠されていたこともある。隠しておきたいものは、往々にして人目につかない場所に置くものだ。素人ならそうする。
 しかし、こんな道すらないような森林に、泥棒以外の誰が分け入るというのだろう。いや、普通の泥棒ならこんな場所に何かがあるとは考えない。浪坂だって依頼を受けなければ、信じられなかった。人の訪れない地にぽつんと佇む一軒の古書店が、人類にとって非常に重大な「ログ」を保管しているなどという噂を。
 足を止める。
 少し開けた場所に出ていた。半径五メートル以内に樹はおろか草も生えていない。霧に阻まれるも、ここだけぼんやりと陽の光が差している。むき出しの地面は湿っていて、踏みしめれば簡単に足跡が残せる。
 浪坂の視線の先には、その地面の中央に描かれた奇妙な紋章があった。木の枝で描かれたのだろうか、雨が降ればすぐにでも消えてしまいそうなそれは、三角形と逆三角形を重ねたような形をしていた。
 ――これが噂の六芒星ってやつか。

 ☆段落ごとに空行を挿入した例
 
 むせかえるような緑、肌にまとわりつく湿気の中を、浪坂は走っていた。光は枝葉に遮られ、あたりは暗い。おまけに霧らしきものまで出てきている。視界は最悪。突然目の前に広葉樹が現れ、行く手を阻む。ゴツゴツした幹に手をついて回避するとともに、浪坂は再び走り出す。

 方角だけはわかっている。目印があるとも聞いている。このまま行けば目的地にはたどり着けるはずだ。

 いくつかの樹を身をよじって避けながら、浪坂は考える。

 一体誰だ? こんな樹海の奥に古書店なんか作りやがったやつは――。

 プロの泥棒として腕を鳴らしている浪坂は、これまで数々の難所に潜入してきた過去がある。こんなところに何もあるはずがない、と思えるような辺鄙な場所にお宝が隠されていたこともある。隠しておきたいものは、往々にして人目につかない場所に置くものだ。素人ならそうする。

 しかし、こんな道すらないような森林に、泥棒以外の誰が分け入るというのだろう。いや、普通の泥棒ならこんな場所に何かがあるとは考えない。浪坂だって依頼を受けなければ、信じられなかった。人の訪れない地にぽつんと佇む一軒の古書店が、人類にとって非常に重大な「ログ」を保管しているなどという噂を。

 足を止める。

 少し開けた場所に出ていた。半径五メートル以内に樹はおろか草も生えていない。霧に阻まれるも、ここだけぼんやりと陽の光が差している。むき出しの地面は湿っていて、踏みしめれば簡単に足跡が残せる。

 浪坂の視線の先には、その地面の中央に描かれた奇妙な紋章があった。木の枝で描かれたのだろうか、雨が降ればすぐにでも消えてしまいそうなそれは、三角形と逆三角形を重ねたような形をしていた。

 ――これが噂の六芒星ってやつか。

 どちらが読みやすかったでしょうか。

 若干、空行アリのほうが目に優しい感じがしませんか? まあ、個々人の好みの問題かもしれませんが。

 しかし、ですね。

 私は普段 、執筆しているときは空行要らない派なので、出来上がった文章には空行が入っていないのです。書くときには、空行はまどろっこしいだけです。したがって、ネットに上げるときはわざわざ空行を入れなければいけません。

 ただ文章が長ければ長いほど、空行アリ↔空行ナシの変換が面倒になるのですね。作業内容は至極単純なのですが。

 そこで、word 2010 で空行アリ↔空行ナシ変換を一発で行う方法はないかと調べてみたわけです。

 簡単なことでした。

 置換機能を使えばよいのです。

 やることは簡単です。「ホーム」→「編集」→「置換」で置換画面に移ります。

 「オプション」を開き、「あいまい検索」のチェックを外します(重要)

 あとは、段落記号「^p」を段落記号二個「^p^p」で置換すればよいのです。



 とても簡単ですね。
 
 空行アリ→空行ナシの場合は、段落記号二個「^p^p」を段落記号「^p」で置換すればいいです。

 このくらいの機能なら、word のバージョンが違っても使えると思うので、空行アリナシ変換がこれまで面倒くさいなあと思っていた方は、ぜひ試してみてください。

 ではでは。

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